切って切って切りまくっているボディーバッグの布。
以前にも話していますが
パンガンダランのボディーバッグは主なパーツだけで9個あります。
それをアイロンで接着芯を貼り、布取りを考えながらパターンを置いていき
それをチャコまたは銀ペンで縁取り、ハサミでひたすら切っていきます。
この作業がもう何日も続くわけです。
アイロンで腰は痛いは、ハサミで肩がこるはで、けっこうつらいです。
切っても切っても終わらない。
パンガンダランのバッグの中で一番作業量が多いです。
この作業をほんとうはだれかにやってほしいんですけどね。
と思いながら結局自分でやってしまいます。
そして今日はようやくその作業も終わり、5時に革職人ナムさんに渡せます。
あー、解放された気分です。ハ―、達成感。
このボディーバッグはけっこう人気があって待ってる方が何人もいます。
何度かまだですか?メールもいただきました。
あとちょっと、といっても2カ月ほどかかりますが出来上がってくると思います。
もう少々お待ちください。
オーダー注文が入った、ショルダーポーチ。
せっかく仕上げたのにあれれっ、D管が付いてる部分の革の色が指定と違うよ。
指定色は黒なのに、ブルーグレーになっちゃってる。
ナムさんたら、ちゃんとHPを見て確認しなかったのかな?
これをこれから黒革に修正しようとすると
裏地をはずして底革をそっくり入れ替えないといけないのでかなりの作業だし
革も余分に使うし、あーあやっちゃったって感じ。
修理ってメチャ面倒なんですよね、
箇所によっては作りなおした方が早いくらいのものもあります。
これはまだ簡単な修正だからよかったけど
材料が足らなくなったりすると作れなくなってしまうのでたいへんです。
ミスって、忙しい時でなくて比較的時間のある時の方が起こりやすい気がします。
気持ちが緩んでるんでしょうか?気付かないうちに。
明日はすでに修正済みのモノを郵便局から日本に向けて発送します。
私も気を引き締めてミスのないようにしたいです。
それとこのショルダーポーチはついでだったのでもう一つ作りました。
欲しい方にはすぐお送りできますので、どうぞご注文ください。
お待ちしております。
泪チャーム。ダイヤの猫さん刺繍。
何度か言っていますが、この泪の形が無性に好きです。
したたる水滴の形。
てっぺんがちょっと丸くて、キュッてしぼんで、ポワンと丸くなる感じ。
わかります?
この泪チャームの刺繍はすべて完了していたのですが、職人さんに出したところ下手で
エエい、だったらいっそ自分で縫ってしまえ!ってことにしたために
2年以上ほったらかしにされていました。ひどい。
それを最近少し手が空いたのでようやく作り始めました。
楽しい。
デザインするのも楽しいんですが、
自分で手を動かして創っていくのってソートー楽しいです。没頭します。
おかげで就寝の時間がまただんだん遅くなってきました。
やめられない、止まらない。
そんな楽しいお仕事なんですが、
そろそろグラニーバッグの刺繍が仕上がってくるので途中でやめて
次のアーモンドバッグの刺繍の手配をしなければいけません。
好きでやってる仕事なんですけどね、
その中でも好きの順位がありますからね、難しいところです。
とっとと済ませてまた作りだしたいですが、
いつになることやら。
■ WEB お年玉セール ■
2018年 1月/3日(水)〜31日(水)まで。
昨年の11月28日のブログでちょっとずつ残っている刺繍を
ちょっとずつ仕上げているという話をしました。
なぜちょっとずつ残っているかと言うと、
手刺繍の部分があるので、その分遅れてしまったモノがそのままになっていると。
で、ようやくその分ができてきました。
現在のところ『うさぎガーデン刺繍・ボディーバッグ』を
絶賛発売中です。
このバッグはかなり人気でどんどん少なくなっていますのでお早めにどうぞ。
次は、『うさぎガーデン刺繍・ペタンコバッグ』『ポメラニアン刺繍・ギャザートート』
『2匹の象刺繍・4面バッグ』と続きます。
お楽しみに〜。
■ WEB お年玉セール ■
2018年 1月/3日(水)〜31日(水)まで。
●年末年始・テト(旧正月)は休まず営業いたします。
ちょっと乱雑ですが、13夜ポーチの裏地、ファスナー、後ろ側合皮の
色合わせをしています。
パンガンダランでは同じ型を作る時でも
必ず刺繍の色によってその他のパーツの色を変えています。
今回13夜ポーチは500個作りますが裏地が7種類、ファスナーは数十色、
合皮は5種類使います。
それの組み合わせパターンがまた重なってくるので職人さんが嫌がります。
いちいち確認しないといけないですから。
ああ、ポーチの内側の縫いしろをぐるりと囲むバイアステープの色も5種類あった。
このバイアステープがなかなかピッタリ合う色がなくて市場を何度も往復したっけ。
一つ一つのポーチは極めて単純なんですが
これだけ刺繍の種類があるとそれぞれのパーツを準備するのに時間がかかります。
大きな工場にポンと投げるわけに行かず、
すべて私が調達してそれぞれの職人さんに渡さないといけないので。
何度も市場に通わないといけなくて、ちょこっと疲れます。
でもそれぞれの資材が整って、色合わせをしているこの時はとってもしあわせな時間。
仕上がりをイメージしながら組み合わせを考えるのはかなり楽しい。
そしてこの幸せな時も今日で終わります。
来年に職人さんに渡され、2月あたりには全て出来上がってくるでしょう。
あらっ、そうしたら毎年恒例のお店のテトセールに重なるのでは?
新作なんですけどねー。(*^_^*)
お楽しみに。
本年度中はご支援ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。
作業台の上にあるのは残りもの。
ペタンコバッグが7個分とか、ギャザートートバッグが4個分とか。
なんで残りものかというと、作る出番が回ってこなくて残ってる。
なんで出番が来ないかと言うと、最近作ってない型だから。
もしペタンコバッグを作る時が来たら一緒に混ぜて作れるんだけど
なかなかペタンコバッグの出番がないもんだからず〜っと、残りもの状態。
なんでちょこっとだけ残ってるの?って思いますよね。
中央のが、フレンチノットで刺された花一つ。手刺繍です。
パンガンダランではまず横振りミシン刺繍の職人さんであるフンさんに刺繍を出します。
そしてその仕上がってきたものを手刺繍職人のフーンさんに出すんです。
そうすると手刺繍職人フーンさんの仕事が出来上がった頃には
手刺繍のないものは革職人のナムさんにすでに渡されていると。
そうなると手刺繍の入った分はもう次回に回そうかなってなるんです。
ところがその次回がなかなか回ってこない型があるんですね。
理由はいろいろですが、廃番にしてしまったモノがほとんどです。
えー、そんなこと言ったら残ったまま作らないってこと?
いえいえ、そんな勿体ないことできません。
それぞれ手の込んだ刺繍が既に綺麗に刺されてますから。
ということで、このタイミングでもう全部残りものを作ることにしました。
このタイミングというのは革職人のナムさんの手が空いていて、
かつ刺繍がなかなか上がってこないタイミング。
ペタンコバッグ、ギャザートート、4面バッグ、ボディーバッグのうさぎ。
4面バッグはパンガンダラン第一号の型番。懐かしい。
ちょこっとずつですからナムさんにはご迷惑をおかけしますが
このタイミングなら大丈夫でしょう。
よろしくお願いいたします。
↑机の上が端切れまみれ。
丸い小銭入れの丸い後ろ側は、真ん中で生地を縫い合わせているのですが、
その生地はすべて大きなバッグを作った後の残り布を使っています。
既に接着芯を貼った後の生地なので型紙を当てて
その型通りに切ればいいと思いがちですが、
多くの端切れはちょこっとだけ、その接着芯が足らず
アイロンで足らない部分に、ちょこっと小さな接着芯を足します。
接着芯って何?と言う人もいるでしょうから、簡単に説明しますと、
布の裏側からアイロンをかけて布に密着させ、補強するための糊の付いた布です。
接着芯を貼らないと切った端からほつれてきます。
特にパンガンダランでは厚い生地を使うので、ほつれやすいんです。
この接着芯をアイロンで貼って、型をとって切るという作業が
バカにならない時間を使うんです。
以前は型通りに切る作業も自分でしていましたが、
今回は縫い子さんに投げることにしました。
時間がないので。
前から言っていますが、切るという行為も好きで、単純作業も好きなので
作業自体はまったく苦にならないのですが、
効率が悪い。
作業を職人さんや工場に丸投げする仕事でないと
この忙しい地獄から逃れられそうにありません。
もう何年も前から同じことを言っていますが、、、、。
↑机の下も山盛りの布切れ。
この作業はあと3日は続きそうです。
↑コピー紙で試作中のショッピングバッグ。
幅50cmあるのでけっこう大きいです。
パンガンダランのバッグなら3つくらいは入るかな。若干大きすぎるか?(-_-メ)
でも修正するのはチョイ面倒。
ショッピングバッグですからね、大は小を兼ねるということで、納得させてコレでいきます。
↑後ろ。
いつもの如くパンガンダランのバッグには前後があります。
使ったデザインは『木漏れ日』。木々の葉っぱの間から日差しが漏れてくるイメージ。
まだ刺繍ではお披露目していませんが、たぶん1ヶ月後ぐらいにはご紹介できます。
これはショッピングバッグなので刺繍ではなくてシルクスクリーン。
本体の素材は、まだ秘密です。もったいぶってます。(*^_^*)
うまくいけば1ヶ月後くらいにはできるかなー。出来てほしい―。
楽しみです♪
↑13夜ポーチの布を切りだしているところ。
13夜ポーチは半月ポーチより一回り大きいサイズです。
なぜかというと、スマホが大きくなっているから。
半月ポーチは携帯電話や小さなスマホのうちは入ったのですが
大きなサイズになるとギリギリだったので、大きなモノでも入るくらいのサイズにしました。
刺繍もそれに合わせて大きくなるので、刺繍を存分に楽しめると思います。
もちろん、半月ポーチと同じように革の持ち手をつけられるようにします。
最近はこの13夜ポーチの布を切りだすのにかかりっきりです。
けっこう時間がかかるんです。
全ての布に接着芯を付けて、四角サイズに整えないといけないので。
布によって白黒、薄い厚いの5種類の接着芯を使い分けているので
この仕事が終わるまでは床と机の上が、布と接着芯でおおいつくされます。
他の仕事がしにくくなるので早く終わらせたいんですが、
やってもやっても終わらない。
あと1週間はかかりそうです。
↑バッグの布を切り抜くのは私の役目。
布を切るのってすんごく時間がかかるんです。
とくにこのボディーバッグは布パーツが多くてなかなか終わりません。
今回は刺繍がなかなか仕上がってこないので
メンズ用の刺繍なしのボディーバッグです。
写真を見ておわかりの通り、9つあるパーツを
接着芯を貼った布の上で、ジグソーパズルのように組み合わせていきます。
全てのパーツが曲線なので隙間がたくさんできて
布取りが悪いことこの上ない。
めんどくさいバッグなんです。作る方としては。
縫製は比較的簡単ですが。
でもありがたいことにネットではこのボディーバッグが一番売れるんです。
ここ、サイゴンではハンドバッグが
日本のデパートではグラニーバッグが一番売れるんですけどね。
今回は1年ぶりのメンズです。
スッキリ、あっさりで試行錯誤中です。
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