2018.04.15 Sunday
駄菓子屋の罠。
ホーチミンには小さな家族経営の雑貨屋さんがたくさんあります。
売っているものはコンビニに置いてあるようなものなのですが
中には上の写真のような駄菓子を量り売りで売っているお店があります。
上の写真の駄菓子ですが。実はお店が違います。
左2つは家から3分の駄菓子屋さん。右半分は家から5分の駄菓子屋。
いつもは5分のお店で買うんですが
ふと、なんとなく3分のお店で買う気が湧いて立ち寄ってみたら
なんとそこのお兄さんが中で自ら焼いていたんです。
ベトナムですからたくさんお店があっても置いてあるもはどこも一緒。
3分のお店のも見た目は同じなので、業者から仕入れているものだとばかり思っていたのが
中で焼いていたとは意外でした。
聞いてみたら、5種類は焼いてて他は業者仕入れらしい。
中で焼いているんだったら他のより美味しいのかな~っと思って
焼いてるのを3種類買って食べてみました。
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ま、不味い。
砂糖の味しかしない。卵とかバターを使ってないんじゃないの?って味。
左下のパイ生地みたいなのも同じでまったくコクがない。
あれ〜、こんな味だったっけ?このお菓子。と思って
いつもの5分のお店で買ったのが写真の右側。
まったく色が違う~。
ちょっと大きいけど形が一緒で味が別物。
普通、中で焼いてたら美味しいはずって思いますよね、日本人。
いえいえ、そんな常識はココでは通じません。
自ら焼いて明らかに不味くして売るなんて、考えられます?
味覚がどうにかしちゃってるか、原材料を安くして利ざやを稼ごうと思ったのか?
ひょっとしてアレルギー対策?まさか。
ちなみに5分のお店の魚のビスケットは美味しいです。
サクサクしていくらでも入ります。
しかしベトナムの法則はここでも健在でした。
油断するとやられるという。
ひさびさのカルチャーショックでした。