すごく柔らかい上質の革で作られた、総革のボディーバッグ。
先日パンガンダランのお店にご来店された
男性のお客様がオーダーされました。
正直に言うと、総革のオーダーは初めてなんです。
昨年から始めたんですが、問い合わせは何件かあったのですが実現にいたらず
今回が初めてということに。
パンガンダランは刺繍屋だと思われているので
刺繍の入っていないバッグは売れ行きがいま一つ鈍いんです。
特にこの総革バッグは見るだけ―みたいな感じで。
でもパンガンダランは刺繍屋でもありますが、バッグ屋でもありますから
革だけバッグだっていくらでも作れちゃうわけです。
しかもこの革だけバッグ、お値段が素晴らしいんです。
全部革で、コレだけ凝った作りで、このお値段。
しかも裏地の持ち込みができるサービスまで付いて。
なぜ安いかと言うと、これだけB to Cだから。
わかりますか?B to C。Business to Consumerの略です。
ビジネスから直接消費者に渡る商品だから。
パンガンダランでは通常の商品はB to Bなんです。Business to Businessですね。
一部ネットやアトリエショップでも売っていますがメインはB to B。
B to Bは消費者に届くまでに中間業者がいますからあまり安いと利益がとれません。
その分を考慮して価格設定をします。
一方B to Cは中間業者が入らないので価格を安く設定できます。
オーダーはお客様から直接ですからね。
しかもこれはパンガンダランだけの事情なんですが、
布を使わないと、私個人の作業がいりません!ここがすごく大きいんです。
布に接着芯を貼って、切っての作業がすごく大変なんです。
私がそれをやってるもんですから、そこで作業が溜まってしまうことも多くて。
そんなパンガンダランならではの理由で総革バッグはお値打ちなんです。
今回はついでなので同じのをもう一つ作りました。お店に黒革のが並んでいます。
ものすごく柔らかくていい革なのでお客様も大満足でした。(*^_^*)
ちなみに1週間でお渡しできました。
ご興味のある方はぜひご来店ください。
ねじねじハンドルが特徴的なギャザートートバッグ。
ギャザーたっぷりの丸いかわいいフォルムで人気があったのですが
最後に作ったのがいつだったか忘れるくらい、久々の登場。
これもフレンチノットの手刺繍が加わったので周回遅れになり、
そのまま作らなかったものだから、今回の刺繍在庫整理でようやく日の目を見ました。
このバッグはけっこう大きくて
一泊旅行ができるくらいたっぷり入ります。
私もお気に入りで日本にいる頃にはよく使ってたなー。
たっぷりいれても持ち手のねじねじがクッションになって
肩に食い込まず、使い勝手のいいバッグでした。
かわいくてたっぷり入る人気のバッグだったんですが
再三言ってるようにお値段がその分はってくると。
ワンサイズ小さくするという選択肢もありますが
そうなると型紙を作り直さないといけなくなりますからね、
このバッグの型紙はけっこうめんどくさい。
サンプル作りの時も3回は作りなおしていますからね。
小さいからそのまま縮小と言う訳にはいかないし。
でもかわいいバッグなんですよねー。
そのうち余力がある時にぜひ新しい刺繍で作りたいですね。
花柄満載のとか。
こうして書いているうちにどんどん作りたくなってきた。
今年作ろうかな?
作りたいなー。
↑
パンガンダランの記念すべき第1号の型、4面バッグ。
もう9年前になりますが、ホーチミンにやってきてパンガンダランを立ち上げ
最初に作ったバッグが4面バッグ・草花刺繍でした。
このバッグはけっこう大きいんです。
4面の立体ですからかなり物も入って存在感があります。
革も上下にたっぷり使っている、贅沢なバッグなんですが
これで最後となりました。
もともと3年くらい作ってなかったんですけどね、
手刺繍のフレンチノットを使っているので周回遅れになった分が
とうとう出番が来ず、ようやく革職人さんの手が空いた今、お目見えとなったわけです。
なぜ廃番にしたかというと
1)新しいものを作っていきたいから。
2)大きくて革を使うので値段が高くなる。
と言うのが大きな理由です。
現在HPでの価格は税込み¥20,000ですが、実のところかなり厳しい。
日本経済は雇用は改善しているようですが
まだデフレで賃金が全く回復してませんからね。
ベトナムの賃金が毎年かなり上昇して差がどんどん縮まっているので
生活は便利になっていますが、ふところは寂しくなっています。
日本はデフレでお金が使えない上に、物がますますあふれています。
ネットで買い物ができ、フリマも多く、値段が安い。
洋服の値段なんてベトナムも日本もさほど変わらないので
一時帰国の時に大量に買い物をします。
パンガンダランのバッグはハッキリ言ってお金に余裕のある人しか買えないと思います。
布と革のバッグですからね、使えばそれなりにくたびれてくるし。
となると¥20,000を超えるバッグはなかなか売るのが難しい。
必然的に小さくなっていくわけです。
ちょっと前に、NHKの番組でやってましたが
最近、食品の量が少しずつ小さくなっているらしいです。
100gだったのを95gにして値段据え置きみたいな。気持ちわかる〜。
そんなわけでパンガンダランのバッグは
これから小さくなっていく傾向にあります。
もし日本の景気が回復したら復刻として作ってみるかな〜。
永遠に来なかったりして。
可能性があるところが恐ろしい。
●サイゴン店のテトセールは2月28日(水)まで
↑
『うさぎガーデン刺繍』ペタンコバッグ。
昨日HPにアップしたばかりです。
これも手刺繍のフレンチノットが刺されているので
周回遅れになってようやく登場しました。
このペタンコバッグはいつもの本革ではなく、合皮を使っています。
余談ですが最近はこの合皮のことをPUレザーとか言うらしいです。
レザーではないのに紛らわしいですよね。
パンガンダランでは合皮でいきます。わかりやすいと思うので。
なぜ合皮にしたかと言うと、やっぱりコストを考えてと
軽くしたかったから。
このバッグは後ろ側が全面合皮なので
もしこれが本革だったらちょっと重くなるかなと思って。
それとこのバッグの特徴は胴体と持ち手が一体となっているところ。
継ぎ目がありません。
このグラニータイプのかわいい形を生かしました。
お揃いのペタンコ財布も付いてます。
ショルダーベルトも付いているので斜めがけもOK。
4色あるのであと3色登場してきます。
お楽しみに。
■ WEB お年玉セール ■
2018年 1月/3日(水)〜31日(水)まで。
↑丸いショルダーバッグがようやくできてきました。
お待ちいただいた皆さん、長かったですよね、今回は特に。
このショルダーバッグの形は人気があるので
もう何度も作っているんですが、長かった。
タイミングでしょうか、発注したときの職人さんの混み具合によりますね。
予想外に早くできてくる時もあるんですよ、たまには。
たまにはですが。
さらに私も忙しい。いつもですが。
床の上にたまった布がいつまでも減らないんですよ。作業にかかれない。
ず〜っとそこにあるんです、バッチリ目に入っているんですが。
まっ、仕事ってそんなものですね。
その繰り返しですよね。
頑張ります!
ピャ―って素早くできるように。(*^_^*)
最近は刺繍なしのボディーバッグをHPにアップしはじめましたが
その中に革だけのもあります。
今回はブルーグレーと黒のコンビですが
たとえば真っ黒とか全部ブルーグレー、もしくは現在ある革でのコンビネーションも可です。
しかもお値段も刺繍入りと一緒なので、かなりのお手頃価格です。
さらにホーチミンのお店でオーダーする時は関税や送料がかからない分、
HPの価格よりお安くなります。
刺繍入りのはあいにく工程がかかりすぎてオーダーは難しいのですが、
革だけであれば、刺繍の工程がない分早く作ることができるので
受注生産可としました。
あ、出来上がりは1カ月ほどかかりますので、あしからず。
ボディーバッグの他の形も総革であれば注文できますので
どしどし注文してください。(*^_^*)
よろしくお願いいたします。
↑『うさぎきのこ刺繍』ショルダーポーチ。
今回のショルダーポーチのシリーズで新しく作った、動物×きのこ刺繍。
個人的に結構気に入っています。
↑『うさぎきのこ刺繍』デニムバージョン。
基本的にこの刺繍は1色のモノトーン刺繍なので
洋服に合わせやすいです。
↑『りすきのこ刺繍』ショルダーポーチ、青革バージョン。
やっぱりキノコにはリスも似合う。
レイアウトも微妙に変えています。エノキダケ多し。
↑後ろはそれぞれキノコが一つ。
何にもないのはやっぱり寂しいですから、パンガンダランとしては。
↑『くまきのこ刺繍』ショルダーポーチ。
クマは外せない。
強そうでしょう?こぶし握っています。やる気満々。
大きなお財布として使える大きさ。
年金手帳がギリギリ入ります。単行本はちょっと無理でした。
もちろんスマホは大きなモノでも入ります。
私はいつもボディーバッグに、このポーチをお財布代わりに入れて使っています。
お金だけでなく、カードや名刺入れ、レシート、小銭入れと
一通り入ってしまうので重宝しています。
ちなみに、ベトナムはコインがないので小銭入れは日本にいるときにしか使いません。
代わりに、鍵の本数が増えます。
治安が悪いので(泥棒が多い)あらゆるところに鍵を付けるから。
私は常に6本のカギを持ち歩いています。
この動物×きのこ刺繍はとっても気に入っているのですが、
大きなバッグに使うのはちょっと難しいように思います。
小さいからかわいいのかな、という気もして。
HPでも販売していますが、
ホーチミンのお店にもありますので会いにきてください。
お待ちしております♪
時が経つのは早いですね、8月になったかと思ったら
もうベトナムの情報誌『vina boo』の9月号の締め切りがきてしまいました。
9月号はメンズ・ボディーバッグです。
ようやく入荷してきました。長かった〜。
バッグはローテーションで型違いの順番に作っていくのですが
今回は全て刺繍なしのボディーバッグの回となりました。
なぜかというと、刺繍職人のフンさんの仕事が遅くて待ってられなかったので
待つ間に刺繍なしのバッグを挟むことにしたから。
でも革職人のナムさんに出してからが、何があったのか知らないけれど長かった。
予定より1カ月は長かった。
つくづく思うのですがここベトナムで締め切りのある仕事をしている方々は
相当管理されているか、ストレスに強いのか。
私にはとうてい無理だと思っているので、
メーカーにもかかわらず今のような、あるモノを売るスタイルになっています。
私1人では管理しきれませんから。
もちろん職人さんには早くしてくれとは言いますが、遅すぎない限りは何も言いません。
職人さんのペースでやってもらっています。
その分、長く関係が続けられていると思う部分もあります。
何れにしても慌ただしいのが好きではないんです。
今のスタイルが続けられるうちは、これでいきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
トイプードル★★刺繍ができました。
写真のは明後日HPにアップします。
今日はデニム版をアップしました。
HPには1日おきに新しい商品をアップしています。
ショルダーポーチは28種類の刺繍がありますから生地違いも入れると
50個以上あります。
ということは100日かかるということで、
3カ月以上ショルダーポーチが続くことになりますね。
ちょっと長いか、途中で止めて他のバッグを始めるかもしれません。
生地違いは止めておこうかな。
思案中。
↑持ち手をはずしてポーチにもできる、ショルダーポーチ。
持ち手は斜めがけもできる、調整タイプ。
↑うさぎヴィトン刺繍。
ルイヴィトン風な、うさぎちゃん。(*^_^*)
↑後ろはパンガンダランのお約束で、前側と関連した刺繍が入ります。
これはうさぎちゃん1匹。
このショルダーポーチは以前『大きなポーチ』として作ったものに
改良を加えて作ったものです。
実は大きなポーチはあまり作らなかったのですが、ファンが多かったんです。
使いやすかったので。
かく言う私もコレをズ〜っと使っています。
大きさがちょうどいいというか、大きなお財布として何でも入るんです。
今回は再販するにあたり、さらに持ち手をつけて使いやすくしてみました。
刺繍も28種類作りました。
今作ってる最中なので今月中にはお店に並ぶと思います。
お楽しみに♪
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